2008年12月11日

自分は理解されていると相手に思わせる方法

理屈ではよくわかっていても、実際に人の言うことを注意深く聞くぐらい難しいことはない。よく聞いていれば相手の物の考え方を理解することができ、相手の感情を感じ取り、相手の言わんとすることを汲み取ってやることができる。そしてこちらが相手の言い分をよく聞いてやれば、相手もまた要領よく話すようになるものである。 よく聞くためのテクニックは、相手が言ったことに十分な注意を払い、意味を十分かつ明確に説明してもらい、それでも不明確な点があったら、その考えを繰り返し述べてもらうようにすることである。 相手の話を聞いている間に、それに対して自分はどう答えるべきか、などと考えるようなことはせず、相手の立場に立って物を見たらどう見えるかを理解するように努力する。彼らの考え方、彼らの要望、彼らの緊張感をそのまま理解し感じ取る必要がある。 多くの人は、相手の言うことにあまり注意を払わないこと、相手の見解にいかなる正当性も認めないことが最善策であると考えている。しかし、交渉上手な人は全くその逆の態度をとる。相手の言い分をきちんと理解しているということを言葉や身振りで示さないかぎり、相手は、まだ自分の言ったことを聞き取ってもらっていないと思う。相手がそう思っているときに当方が相手の見解とは違った見解を述べようとすれば、相手は、ますます理解されていないという感を強くするであろう。 相手が問題をどう見ているか十分に理解しているということを相手に確信させないかぎり、相手に当方の見解を理解させることはできないのである。


posted by 戸田 at 15:38| Comment(0) | 話し方講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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